樹拓の表面をもつ作品

樹木に和紙をあて手製の木炭でこすり、その和紙を使って、新しい表面を作るシリーズ。行為の痕跡を印した和紙が、木の枝、コンピューター、カセットプレーヤーなど、自然物、人工物を問わずに、新たな表面として、ショウフノリを使って密着されています

樹拓は「ある時に」「あるところ」に、私と一緒にいた木から採取されます。同じく、どこかで作られ、私のスタジオにやってきたオブジェ。和紙、木炭、ノリ、私、というメディウムが、場所と時間を結びつけてゆきます。遠い将来、大陸が一つになるという説から発想を得た「アメジア」では、5つの大陸を旅して、それぞれから集めた樹拓をカヌー(舟)の表面に貼っています