TIME — Keiko Miyamori

TIME Day 1 to Day 1000

TIME
TIME is an ongoing art project by Keiko Miyamori that began in October 2021.
The project started when her father was scheduled for surgery. Since then, she has made a daily practice of taking two small bark rubbings from the same tree each morning. One is carefully selected and sealed inside a handmade glass box, while the other is preserved. The edges of each glass box reflect the weather of that day—silver for sun, black for rain, gray for clouds, and white for snow—capturing not only time, but atmosphere and memory.
TIME exists both online and in physical exhibitions. Visitors are invited to choose a piece that resonates with them and take it home. When a piece is selected, its pair—the one kept in storage—is placed in a blue glass box and added to the exhibition. In this way, each moment becomes part of a quiet, collective archive of memory and connection.
The project also includes traces of daily life with her father, mother, and their cats. It began as a way of recording her family's final chapter together, but has since evolved into a broader exploration of memory and time—something all people experience.
TIME is not simply about recording time, but about slowing down, reflecting, and sharing time as something we live through.
Each daily piece is housed in a handmade glass box measuring 6.5 × 8 × 1.2 cm. In exhibitions, these boxes are displayed in various ways—spread across tables or floors, or stacked into tower-like formations of glass. Each installation becomes a unique spatial expression of passing time.

9月6日

今日は暑さが戻った。路面は濡れている。

補聴器がうまくつけられない。マスクをとるたび外れて、セットするのが一苦労。
補聴器を無くさないようにと取り付けたストラップの小さなリングが、引っかかるのだ。非常に鬱陶しい。

考えてみると補聴器だけでもつけるのが大変なのに、そこにストラップ、マスク、メガネと、耳にかけるものが多すぎる。

デザインも優れたオリジナルストラップ付きの補聴器はないものか。

“Time - Day 331
9/6/2022
#220231 x(2)

9月5日

今日は涼しいが、お日様の眩しい朝、

用意した和紙が一枚なくて、急遽レシートで代用。

父はカメラを向けると、はじめはちょっと難しい顔、次の2枚は笑顔になった。

自転車くんは頑張ってくれている。電車内移動も早朝なので問題なし。袋に入れる時間が短縮になれば、かなり時間短縮になるだろう。上り坂もそんなに苦ではない。キープ決定。

“Time - Day 330
9/5/2022
#220230 x(2)
Beautiful morning in Center-Minam

9月4日

今日も涼しい朝、

紅葉(、と言っても先っぽの一枚)見て喜ぶ父。

折り畳み自転車で5分くらいだが駅までの時間を短縮、まだ折り畳んだり袋に入れるのにもたもたしているから、これからもっと短縮できるかも。特に心配していた上り坂も車体が軽いので引きながら登るのは問題なし。夜駅の改札に着いて、家までの道のりを考えてどんよりなっていたが、夜10時過ぎ、ところどころで道飲みしている人のいる商店街を、自転車で駆け抜けるの楽しい。

“Time - Day 329
9/4/2022
#

9月3日

涼しい朝、今日は初めて折り畳み自転車持参で施設にゆく。

7kgほどだが、いつも持ち運ぶには、重い。でも自転車は本当に楽だ。なれたら体力的に楽になるのか、それとも逆に体力を使うのか、、しばらく試してみよう。

父は最近少し弱気だが、記憶は昔に遡って繋がっている。今日は昔よく遊んだ人の名前が出てきた。みんないなくなってしまった、と言っていた、かける言葉が見つからず、ただ横に立っている。

“Time - Day 328
9/3/2022
#220228 x(2)
Bea

9月2日

雨上の涼しい朝、朝食後に歩行器を使って廊下を歩く。館内だとマスク必須なので、息が苦しいという。無理もない、途中で切り上げて部屋へ。

補聴器につけていた、紛失防止ストラップをを探すが見つからない。多めに注文しようと思う。父は、ものが覚えられないと落ち込む。どんまい。

ヨージくんは、窓を開けて、自動車の音がするだけで、固まってしまって、外に出ようとしない。旅行が平気な猫にしたいけれど、大丈夫かな。鋭い爪を切る、噛み跡のある腕を消毒、帰り支度をすると、なんだかいじけている。

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9月1日

雨上がりの涼しい朝、路面が濡れている。

父は母を待ちきれず、歩行器なしでふらふら歩いて食堂に行っていた。薬も持っていないので、母が小言を言いながら取りにゆく。

父と椅子に座って歩行器を待つ。
補聴器を充電してもらっているので、耳は聞こえている。

こんなに長く生きるとは思っていなかった。自分は貧しくて親は大変だったが、みな中学まではやってもらって、あとは全て無料の士官学校で教育を受けたと、食事も宿泊もタダだった。そんな話をつらつらして、脳が完全に繋がっている。

色々やらせてもら

8月31日(紙とペンも忘れ、ポーチに入っていたレシートにリップライナーでナンバリング)

曇りで涼しく、湿度のある朝

昨日の外出のせいか、ちょっと元気がない。
頭ははっきりしているようだ。「昔はもっと歩いたけどもうだめだ」とちょっと後ろ向き。

カラスが2羽、高いポールにのぼっている。「みな生きるのに必死なんだな」と一言。誰に向かって言ってるのかな。

池まで行けなくてもどんまい。明日はまた笑顔が出ると良いね。

“Time - Day 325
8/31/2022
#220225

8月30日　(投稿遅れ)

今日は母と姉が父を連れて銀行に用事ということで、お散歩はお休み。久しぶりにゆっくり朝ちょっと読書タイム。
加藤典洋さんの日記を読み進む。

スタジオ前で樹拓をとる。お花が綺麗。

“Time - Day 324
8/30/2022
#220224 x(2)
Beautiful morning with a blue bird in Center-Minami

10/11から、1日2枚樹拓を集めています。同じ箇所で採取しても、同じ樹拓はとれません。私が

The daily Rubbings in Instagram https://www.instagram.com/keiko_miyamori/

TIME in exhibition The Sea of Memories, Rose’s Pride, Nakamuraya Salon Museum, Tokyo, Japan 2023

TIME in exhibition Keiko Miyamori, Kyokusyo Museum, Gifu, Japan 2024

TIME in exhibition Cultivating Time (duo show with Hiroko Matsuo), Gallery MoMo, Tokyo, Japan 2024